さらにその前に


さて、ハナカマキリ自体の入手の目処はたったわけですが、実はその前に手に入れておかねばならないモノがありまして。


それは、ハナカマキリのエサになる虫です。


ハナカマキリというのはたぶんに面倒くさい奴でして、生きているエサ以外は食べてくれません。小さい個体はショウジョウバエ、大きい個体はコオロギなんかを食べるようです。なんでも、ペットのエサ用にwinglessだのflightlessだのといった、生物学研究者にとってはお馴染みの羽なし変異体も市場に出回っているんだとか。飛んで逃げないから便利、だそうです。


隣のショウジョウバエの研究室からそういう変異体を貰う手もあるんですが、今回はコオロギのほうを入手してみることにした。で、あちこち回っていて見つかったのが以下のサイト。


月夜野ファーム


いろんな意味で深いサイトですな。冷凍マウス・ラットとかすごいです。サルの餌になるんですかね。


懸案のコオロギのほうはと言うと、「表皮が柔らかく消化に良い」ハウスクリケット(イエコオロギ)と「表皮が堅く歯ごたえのある」フタホシコオロギがある模様。しかも、それぞれが更にいくつかのサイズに分かれていて、正直どれを買えばいいのか分かりません。


昆虫ショップVに問い合わせて、適したエサを教えてもらおうと思ったのですが、あいにく火曜日は定休日だそうで。というわけで続きは明日。