ハエを飼う


体長5mmくらいのカマキリ(コモンフラワーマンティス)をヤフオクで入手したんですが、こいつら体が小さいんで、エサにはイエコオロギでなくショウジョウバエを与えないといかんのですよ。


丁寧にもカマキリと一緒にトリニドショウジョウバエという、体長2-3mmのエサ用のハエが送られてきたのですが、このハエ自体もやはり専用のエサをやって育てていかなければいけないわけです。どうせならキチンとしたものを作ろうと、ショウジョウバエを使っている最寄りの研究室に「どうもコンチワー」と、ハエ用の培地の組成と作り方を聞きにいったんです。そしたら、「ああ、コレ余ってるし、もう使わんからあげるわ」と、インスタントのハエ用エサなるものを大量にいただきました。ついでに飼育用の容器も10個ほど。上野研の中村先生、どうもサンクスです。


"Formula 4–24 blue instant Drosophila medium"というアメリカの製品なんですが、調べてみるとそれなりに使われているものみたい。件の先生はキイロショウジョウバエを飼う時はいつも自作のエサを使っているけれど、前に違う種類のショウジョウバエを飼ったときにコレ使ったんだとか。で、ここ5年くらいは冷蔵庫に眠ってたそうで。


消費期限的に大丈夫かどうかがやや気になりますが、気にせず使ってみることにしました。


袋に書いてある説明文によると、「粉を同体積のに溶かして、ドライイーストをひとつまみ振りかけて、1分待てば完成!」ってな具合に激しくインスタントな代物です。でも、ドライイースト手元にないんで、とりあえず無しで作ってみて様子見です。ネットでいろいろ調べると栄養源および防カビ剤としてドライイーストは重要くさいんですけど、まあ検証実験も必要ってことでレッツチャレンジ。


ブルーメディウム言うだけあって青いです。怪しい。