コオロギ到着


月夜野ファームからイエコオロギが届く。20cm四方くらいのダンボールに入っており、そのまま研究室に持っていって開封する。


中には透明なプラスチックのコップが収められており、その中に紙製たまごケースの破片(コオロギシェルター)とキャベツの欠片、そして無数のチビコオロギが入っていた。


僕の第一印象。…………ゴキブリ?


体長は2-3mm程度、よーく見るとたしかにコオロギなんですけどね。雰囲気的にはチビゴキに近いものがあって、ダメな人はたぶんダメだろうなぁ、という感じ。まあ、ぶっちゃけ成虫のコオロギだって、見た目はゴキブリと大差ないわけですけども。


プラコップのままでは扱いづらいので、夕方に虫カゴを買いに出かける。いろいろ回ったけどそうたいしたバリエーションも見つからず、オリンピックで1個398円の虫カゴを購入する。サイズはざっと縦10cm×横20cm×高さ15cm、くらいか。コオロギ用に1つ、カマキリ用に2つの計3つを準備する。

  • 虫カゴ 398円×3
  • 計 1,194円

コオロギをカップから虫カゴに移し、コオロギフード1つまみとキムワイプ(実験用に使うティッシュみたいなもん)にを含ませたものを入れて終了。飼育の要点はほぼ月夜野ファーム:コオロギの飼育方法を参考にした。


虫カゴのフタに開いている穴はコオロギよりも大きいため脱走が懸念されるが、彼らはプラスチックの側壁を登れないみたいなので基本的には大丈夫のようだ。ただ、たまに「ピン」という音とともに大跳躍するコオロギもいて、その際にぐうぜん外に飛び出してしまう可能性はないとは言えない。ま、どちらかというと取り扱いの際に逃げる可能性のほうが高いだろうと思うけど。